ホロスコープチャートの出し方
無料サービスの活用
ご自身またはご家族などのホロスコープチャートを出したい方は、まずはネット上にたくさんある「無料ホロスコープ作成」サービスのご活用をお勧めします。
「ホロスコープ」などと入力して検索すれば、たくさん出てきます。デザインなども様々なので、気に入ったチャートをお探しください。
ハウスシステムの違い
ホロスコープチャートには、数多くのハウスシステムがあります。日本においても統一されているわけではなく、ハウスシステムの違いによる誤差が生じます。
日本の場合、「プラシーダスシステム」か「コッホシステム」を採用している方が多いです。
プラシーダスは伝統的なハウスシステムで、日本でも古くから占星術を扱っている方と、そのお弟子さんへの流れがあるので、プラシーダスを利用している方が一番多いと思われます。
プラシーダスの場合、高緯度地方で計算誤差が生じるという欠点がある為、ヨーロッパなどでは、改良型のコッホシステムが主流になっています。
ただし日本ではこの誤差が影響しないので、未だにプラシーダスが主流なのだと思います。
占星術を本格的に習う方は、ご自身の先生が活用しているハウスシステムを選ぶのがいいかと思います。
※生命の個性研究会では、コッホシステムを活用しています。
さて、無料サービスの場合、どのシステムを元に開発してあるかは、明記されていない場合が多いと思います。システムを選べるサイトもあるので、両方出してみて、ピンとくる方を採用したらいいと思います。特にある惑星がハウスをまたぐ場合などは、判断をつけるポイントとなります。
ほとんどの方は、大きな違いは生じないと思われます。
「惑星」の星座はどちらも変わりません。「惑星」が入るハウスが変わる可能性があるだけです。
出生時間がわからない方
出生時間がわからない方は、一般的に「ソーラーサインシステム」でチャートを出力します。
ソーラーサインは、ハウスをきれいに12分割し、太陽が必ず1ハウスに入るようにしたホロスコープチャートです。(太陽のサインがASCのサインとなるようにします)
出生時間がわからないという事は、誕生日が同じなら同じチャートになるという事です。
それでは、そのチャートが間違えかといえば、決してそんな事はなく、読み取れる情報が少なくなるだけの話です。
ソーラーサインでも、惑星の星座や、個性を特定するのに最重要なアスペクトなどは変わりありません。星の配置自体が変わるわけではないので。
ただしハウスはあまり参考にできなくなるだけです。
なお、トランジット法などで未来予測をする場合は、ソーラーサインでも十分に読むことができます。
この場合は、ハウスも考慮します。
出生時間がわからないからと、諦めてしまうことは無いように。
有料ソフト(アプリ)を使う場合
ホロスコープ作成の有料ソフトも、世界中にはたくさんあります。
その中で、生命の個性研究会も活用している、おすすめのソフトをご紹介します。
・SOLAR FIRE ソーラーファイヤー(Windows用)
恐らく世界最高峰の占星術ソフト。
世界中のプロの方が愛用しています。できない機能はほぼ無いと言っても過言ではありません。
ただし、趣味程度で使うには価格は高めで、設定もそれなりに難しいと思います。
占星術家として、本格的に仕事で取り組むなら必須かも。
販売サイトはこちら (外部サイト)
・Astro Gold for Mac アストロゴールドMac版
Mac用の占星術ソフト。ソーラーファイヤーと同じ会社が作っているので、データの互換性あり。
デザインが美しく、鑑定やWEBセミナーなどには最適なのですが、機能的にはソーラーファイヤーに劣ります。
価格はそれなりなので、Macをお持ちの方は是非。
生命の個性研究会では、当ソフトをメインに90%活用、できない事だけソーラーファイヤーという感じで利用しています。
販売サイトはこちら (外部サイト)
・Astro Gold(iOS用アプリ)
iPhoneまたはiPadをお持ちの方は、おすすめです。
価格も6000円でお手頃。(2023年現在)
機能も必要十分といったイメージで、趣味からセミプロまで活用できると思います。
占星術を勉強中という方は、このアプリを利用している場合が多いようです。
無料ホロスコープ作成サービスの注意点
インターネット上の無料ホロスコープサービスと、本格的な有料ソフトとの違いは、もちろん機能的な違いはありますが・・・「計算が簡単になっていること」だと思います。
有料ソフトは細かい計算までプログラムに組み込まれているので、より正確性に高いという事です。
無料サービスはあくまで簡易的な位置付けで捉えた方がいいかと思います。
・・・とはいえ、非常に優秀で、有料ソフト並みの無料サービスもあります。
イチオシサービスも紹介していますので、こちらをご参考に。