リーディングに使うタロットデッキ

デッキ

リーディングに使うタロットデッキ

これからタロットを始めたいという方の為に。
どんなデッキを選べば良いでしょうか?あくまで私個人のセレクトになりますが、参考にして下さいね。

タロットはとっても素敵なデザインのものが多く、カードを一枚一枚見ているだけで心が躍ります。自分が好きなデッキに出会えた時など、新しい恋人を見つけたかのような感覚です。☺️
タロットデッキは、そんなに高いものではないので、私のようにコレクションするのもお勧めですね。特に海外に行ったお土産としては最高だと思います。勝手に盛り上がっていますが・・・。😅

でもリーディングとなると話は変わってきます。
リーディングに使うカードは、やはりイメージが伝わってきやすいものが理想。単調な発色のものは好みに合えば最高なんですが、イメージは伝わってきにくいかもしれませんね。
カードの意味がわかれば、リーディングもしやすくなるので、やはり最初は定番がいいと思います。どんなに綺麗でも、何の絵柄かわからなければ、イメージしにくいです。

代表的なタロットカードとしては「ウェイト版」と「マルセイユ版が」の名前が、まずはあがります。
最も使われているのがウェイト版ですね。マルセイユ版はいかにも伝統的な図柄で、小アルカナが記号のみのカードで構成されている為、カードの意味を覚えておかないと、イメージがさっぱりわかず、初心者向きではないと思います。私もリーディングには使った事がありません。

最も一般的なウェイト版は、カードからの情報がとても豊富で、パッとしたイメージも受けやすく、基本の意味を覚える事で更にリーディングしやすくなります。
ウェイト版をモチーフに、人物を猫に置き換えたカードなんかもあって楽しいですよ。

とりあえず最初の第一歩は、やはり基本に忠実な「ウェイト版」を選ぶのがいいかと思います。私の中では一択ですね。

ウェイト版といっても実際には様々。どの種類を選ぶといいか、もう少しお話ししていきますね。

ウェイト版、最初のタロットデッキにお勧めはこれ!

ライダー・ウェイト・タロットデッキ

「ライダータロット」は、ウェイト版の原型にあたる歴史があり、アーサー・エドワード・ウェイトが、画家のパメラ・コールマン・スミスに描かせたタロットデッキで、ロンドンのライダー社が発売したものです。
より当時の絵柄を再現しているので、伝統的な意味を大切にする方は、このカードデッキを好んで選ぶ場合が多いようですね。

ユニバーサル・ウェイト・タロットデッキ

「ユニバーサルタロット」は、ライダータロットの絵柄をそのままに、明るいタッチで描かれたウェイト版の代表的なタロットデッキです。使っている方も一番多いスタンダードなタロットデッキですね。
より古典的なものを好む方は、ライダー版がかもしれませんが、リーディングでメッセージをキャッチするにあたり、明るさはとても大切な要素だと思います。「明るい」「暗い」というイメージだけで心に訴えてくるので、私としては最初のカードデッキとして一番にお勧めしたいです。

ラディアント・ライダー・ウェイト・タロットデッキ

ウェイト版には様々な種類がありますが、敢えて最初に選ぶデッキの候補に挙げるのが、この「ラディアントタロット」です。
ユニバーサルよりも更に明るいタッチなので、パァ〜っとした明るいイメージが好きな人には、メッセージが受け取りやすいと好評です。
店頭販売では置いてないかもしれないので、ネットで購入を検討してください。

タロットデッキのサイズや素材で選ぶ

タロットデッキには様々なサイズが揃っています。
一般的なサイズは、トランプよりも一回り二回り大きいサイズ感です。小さい手の方は「大きい」って感じるかもしれませんね。実際のタロット鑑定では、このサイズを使う場合がほとんどだと思います。

このノーマルサイズ以外にも、トランプ程度のサイズ感のもの、更に小さなサイズなものと様々です。
タロットの場合、絵柄全体から受け取るイメージも大切ですが、人物の表情からイメージを受けとる場合もあります。大きなカードほど、表情がよくわかるというメリットはありますね。

表情の観点で言えば、同じウェイト版でも、種類が違うと表情も変わってきます。
私的には、ユニバーサルタロットが一番表情がわかりやすいと感じます。

またまた私の場合ですが、あまり表情からはメッセージを受けれないみたいです。😅
「今日のこの子は機嫌いいなー」「今日はちょっと元気ない?」・・・みたいな感性は、私には無いみたいですね。😞
だからカードの大きさは、扱いやすさを重視しています。
もちろん対面鑑定をする時や、自宅のテーブルでゆったりと・・・という場合は、大きなカード(ノーマルサイズ)を使いますが、持ち歩いて、いつでも日常の中で・・・という用途においては、トランプサイズが一番使いやすいと思っています。
しかもこのサイズの(紹介したような)定番デッキは、缶に入っているので、持ち運びとカード保護には最適なんです。

タロットを選ぶにあたり、素材も大切。
タロットデッキは基本「紙」でできているので、丁寧に扱う必要はあります。もちろんたくさん使っていくと消耗も激しいです。
プラスチックでできたライダータロットもあるので、これは要チェックですね。

デッキの素材もですが、ケースの素材も大切なポイント。
私のように持ち運び派の場合、缶入りはお勧め。紙の素材でも、蓋が分離するタイプと、箱の上部を開け閉めする普通のタイプがあります。もちろん後者は、まず箱がすぐに傷みますので。

結局、何を選べばいいの?

個人的に、趣味でリーディングするなら、ユニバーサルの缶タイプ。(上の写真の真ん中)先生を見つけて本格的に学ぶなら、ユニバーサルのノーマルサイズ。(↑写真左)〜が最初のカードデッキとしてお勧めかな。

でも、結局は自分がメッセージを受けやすいかどうか、好みかどうかが一番大切だと思います。だから、自分の感性を信じてピンと来たものを選んでくださいね。

もし迷って選びきれない方は、最初から二つ買うのもありかもですね。😁
選べないという事は、二つともピンと来ているはずですから。

別記事で詳しくお話ししますが、タロットデッキを二つ使う場面も出てきます。私の場合、常時トランプサイズを二つ持ち歩いています。
二つ使う目的として、同じような質問を続けると、カードが疲れてしまうのか?きちんとした答えが出てこない場合があるからです。こうした場合、デッキを変えれば問題ないです。
また、一度占ったものに、補佐カードといって、追加情報を求める時があります。言うまでもなく、既に展開しているカードは、もう一回出るわけがありません。しかし別のデッキを使えば、意外と同じカードが出る事が良くあります。二回出たカードは強調されていると読めますよね。

なので、できれば早い段階から、二つのカードデッキを持つのもありだと思います。

いろいろ探している時が楽しいですよね。😃