12星座の示すエネルギー
「星よみ」では、地球から見た太陽の通り道にある、12個の星座が大切だってお話ししたね。
昔の人たちは、夜空の星と星を線でつないで、何かの形をイメージしたんだ。こうしてできたのが星座だよ。
すぐわかるものもあれば、「どうしてこうなったのかな?」と疑問に思うものもあるかもね。星座のできた理由には、神話などの物語が元になっているものもあるから、そのうち少しずつ「星々の物語」のコーナーでお話ししていくね。
今回は、ざ〜っと12星座の形とエネルギーを見ておこう。
まず最初は「おひつじ座」だよ。
おひつじ座生まれの人は、4月生まれの人が多いから、クラスのお兄ちゃん、お姉ちゃんみたいな感じだね。
おひつじ座さんは「新しいことを始める」エネルギーが強いんだ。
一人でどんどん前に進んで、みんなの先頭を突っ走っていくタイプだね。
「おうし座」は、牛のつのがポイントの形をしているね。
おうし座さんは、ゆっくりのんびり、どしっとしたエネルギー。まさにあまり動かなくてゆったりしている牛さんのイメージ。
平和でおだやかなで、きれいなものとか、おいしいものとか、楽しいことが大好きで、自然を全身で楽しむタイプだよ。
「ふたご座」さんは、双子ってだけのことがあり、二つのことを同時にできるような器用さがあるんだ。
読んだり書いたり、お友達とおしゃべりしたり、とにかく頭の回転が早くていそがしいくしているイメージがあるかもね。
人とのコミュニケーションを何よりも大切にするタイプだよ。
カニは、大きなハサミと硬いコウラを持っているけど、お腹は柔らかいって知ってた?
「かに座」さんは、家族が何より大切で、家族には豊かな感情をたっぷり見せて、甘えたり泣いたり・・・。
でも、家族以外の人には意外ときびしく、何かあったらハサミで攻撃してくるイメージも^^;
「しし座」の「しし」とはライオンのこと。
しし座さんは、ライオンらしく力強く、仲間から信頼される頼もしいリーダーのようなタイプだね。
まさに自分がみんなの中心にいるように、太陽のように周りを照らして、みんなにエネルギーを与えていくようなイメージがあるんだよ。
おとめ座さんは、まさに乙女のように、大人しくて、礼儀正しくて、静かなイメージに見られるかもね。
でも心の中は、誰よりもきびしくて、なんでも完ぺきにしたいタイプ。何でもできてしまうし、何でもわかっているような、とてもすぐれた力があるんだよ。
他人のために尽くしていくエネルギーも高いんだ。
「てんびん座」のてんびんとは、バランスを大切にするエネルギーのことだよ。
自分のこととお友達のこと、感情と理性、いつでもバランスや公平さを大切にするタイプだよ。
特に人間関係を大切にするので、たくさんの人とお友達になったり、誰とも仲良くするのが得意。
「さそり座」は人の心の深いところ、内に秘めたエネルギーが強いんだ。
自分の心をなかなか表には出さないので、大人しそうに見えるけど、心の中にはすごいエネルギーがあって、周りの人や、ものごとの深いところまで考えているタイプだよ。
好きになったお友達は、自分のことのように、とことん大切にするよ。
「いて座」は神話に出てくる、下半身が馬のケイローンがモデル。自由で変化を大切にするエネルギーが強いんだ。
周りに決められたルールにしばられるのがきらいで、自分から外に外にどんどん出ていくようなタイプだよ。
いろいろなことを深く知りたいという気持ちが強く、勉強やスポーツが得意な人も多いよ。
「やぎ座」は、下半身が魚になってしまった「やぎの神様」がモデルだよ。とてもまじめで、がんばりやさん。
まじめすぎて堅いイメージもあるけど、責任感が強いから、集団の中で活やくするタイプだよ。
せまい世界より、広い世界でがんばりたいと思う気持が強く、大人になったら大成功するかも。
水がめを持った少年の物語が元になっているよ。
自由で新しいものを生み出すエネルギーを持っているの。
人はみんな平等で自由だという気持ちが強く、同じ夢を持ったグループを大切にするタイプなんだ。
今の子供たちは、誕生日に関係なく、みんな「みずがめ座の時代」に生まれてきているんだ。
2匹の魚ヒモで結ばれているという、神話の物語から生まれた星座だよ。このヒモは「人と人の絆」のイメージなんだ。
とてもやさしく不思議な感覚の持ち主で、まさに「水の中をプカプカ浮いている魚」のように、宇宙を泳いでいるようなエネルギーで、外から見たら、よくわからないかも^^;
他の人を大切にしすぎて、自分の心を傷つけないようにね。