ホロスコープチャートの基本
天に浮かぶ星々を、一枚の紙に表したものをホロスコープチャートと呼ぶんだ。
ホロスコープチャートとは「天体の配置図」のことだよ。
ホロスコープチャートにはいろいろなものがあるけれど、君たちがまず覚えてほしいのが、君たちが生まれた時間、生まれた場所から、空を見上げた時「惑星たち」がどの場所にいたかを表す、誕生時のチャートだよ。
「ネイタルチャート」と呼んだり「バースチャート」と呼んだりもするのだけど、「親子で星よみ」では「誕生チャート」と呼ぶようにするね。
誕生チャートは、生まれた時間と、その場所を元に作るので、同じチャートを持っている人は、まずいないと考えていいかな。
まさに、自分だけの「生命の設計図」なんだ。
君たちはこれから、誕生チャートを元に、君たちの個性や、人生で活やくしていくテーマなどを読んでいくことになるよ。

さて、これがチャートのサンプルだよ。
もちろん、どこに何の星があるかは、みんな違うんだ。
マークばかりだけど、覚えたものはあるかな?

ホロスコープは、このように1〜12に分かれているよ。
これを「ハウス」っていうんだ。
よく見ると、同じ大きさではないね。
みんなのチャートによって変わってくるんだよ。
「ハウス」の説明は、もう少し先になるよ。

この黄色い部分にあるマークが、「惑星」たちなんだ。
もう覚えたマークはあるかな?
太陽とか月はわかるかな?
みんなは、まずここから勉強していくよ。

一番外側の緑の部分が「星座」なんだ。
12個の星座があるね。
ホロスコープはこうしてマークで書かれているから、マークは少しずつ覚えていこうね。
星座は「方角」を示しているよ。

最後に、一番真ん中の部分。
惑星と惑星の角度を表しているよ。
これを「アスペクト」っていうんだ。
ここまで習うのは、少し先になると思うけど。
なれてくれば、読めるようになるからね。
さて、いろいろあるけれど、覚えようとしなくてもいいからね。
まずは、ホームページや本を見ながら、調べられればいいからね。
いよいよ実際にチャートを読んでいく段階になりました。
最初のうちは、訳が分からなくて敬遠しがちですが、結局は慣れです。
とにかく「覚える」ということは頭から外し、「調べる」ことを意識しましょう。
チャートから自分の星を「調べ」、そしてその意味も「調べて」いけばいいのです。
とはいえ、ホロスコープ上は「惑星マーク」や「星座マーク」ばかりです。最初の段階は毎回調べれば済むことですが、たくさんの人のチャートを見ていく場合は、マークを覚えると効率がグッと上がります。
子供たちに教える上でも、マークに慣れさせることが一番先かなと思います。
さて、それではホロスコープチャートをどうやって出すのでしょうか?
今では「無料ホロスコープ作成サイト」がたくさんありますので、このサイトでは用意しません。
「ホロスコープ」と検索すればいくつでも出てきますので、気に入ったものを探してみてください。
なお、無料サービスのホロスコープは、デザインはもちろん、計算方法により、微妙に違ったものが出てきます。
現段階で「自分の惑星の星座は?」くらいなら、どこのサービスで出しても同じですが、ハウスやアスペクトなどを読む場合は、サービスにより変わってきますので注意が必要です。
★ホロスコープの出し方のポイントは、こちらで詳しく解説しています。↓
【ホロスコープの出し方のポイント】