みずがめ座の時代が求めていること

星々の叡智(動画付き)

みずがめ座の時代が求めていること

今の子供たちのほとんどが、冥王星 やぎ座の使命を持って生まれてきました。
そしてこれから生まれてくる子供たちは、冥王星 みずがめ座となってきます。

冥王星は集合的無意識の象徴・・・
人類全体の意識に、どのような課題が託されているかが示されています。

子供たちが、風の時代の主役になるのは間違えないですが、
私たち大人も、これから風の時代を生きていくので、時代の求めている未来を学んでいくことは、とても大切なことですね。

人間の一生など、間違えだらけのようなものです。
同じように、人類の歴史を振り返っても、何度も失敗を繰り返していることがわかりますね。

何の道標を持たず、流れに任せて生きているだけでは、正しい方向に進んでいくとは 限らないということですね。
どんな性質のエネルギーにも、良い面と悪い面は 表裏一体なので、明確な目的意識を持たないと、自然に 負の方向に流されてしまうことが多いのでしょう。

未来は、人間の意思の力が創ります。
私たちが、時代の意図を読み取って、進むべき未来を心に描くことが、
希望の未来を創る第一歩なのではないでしょうか?

せっかく宇宙生命は、夜空の星に、道標を示してくれているのですから・・・。

ホロスコープ上では、対極同士の星座やハウスは注目すべきポイントです。
対極の星座は、正反対のような性質を表しながら、共通したテーマを持っているからです。

一般的に、皆さんが「私はなに座」と思っているのは、太陽の星座のことです。
太陽の星座の対極には、幾代もの過去世で、何度も体験してきた、慣れ親しんだ 過去世が示されていると読みます。
そして、癖のように染みついてしまった、偏った傾向を矯正するかのように、同じテーマで 真逆な性質を持つ星座に生まれてきたのでしょうね。
太陽星座らしい生き方が、今世の私が実現すべき 究極のテーマでもあります。

太陽の星座には、個人の生命の傾向性が強調されていますが、
より全体の生命としての、人類全体の課題は、冥王星に現れます。

冥王星には、生命の根底となる、いわば本質とも言えるエネルギーが表れています。
表現を変えると、これまでの過去世の結果としての「今の私」に託されたテーマなのでしょう。

そして、冥王星の対極にこそ、私たちが目指すべき未来、宇宙生命が求めている「成長した私」が示されていると読むことができます。

この観点から、冥王星 やぎ座、冥王星 みずがめ座の、進むべき未来像を考えてみましょう。

これは今の子供たちに与えられたテーマであるだけではなく、
私たち人類全体が 目指すべき未来でもありますから。

冥王星 やぎ座 または10ハウスの対極は、かに座 または4ハウスです。

かに座の象徴、家族や家庭は、私たちが一番 安心できる場所であるはずですね。
家族の間には、本来、利害関係などはなく、無条件の愛を通わせる場所。
自身の内なる感情を、偽ることなく、そのまま出せる場所。
自分が自分でいられる、まさに「心の居場所」といえる所・・・それが家族です。

やぎ座の活躍するステージは「社会」であることに、変わりはないのですが、
目指すべき未来の社会は・・・

家族のような場所であること。
大家族・・・世界家族といえるような 社会を創っていくことが 時代に求められているのではないでしょうか?

私たち人間の生命は、宇宙生命そのもの。
いわゆる ワンネスの意識をみんなが持てた時、この夢のような理想も、決して不可能なことではないと信じたいです。

むしろ人類が、世界家族の意識に目覚めていかないと、
本当に滅亡の可能性もあると、危機感を持った方が いいようにも思いませんか?

冥王星 みずがめ座 または11ハウスの対極は、しし座 または5ハウスです。

しし座の象徴は、自身の個性を 最大限に発揮し、自己実現していくこと。
しし座は、個の自我を、最大限に表現するエネルギーです。

みずがめ座は、仲間を強く意識し、誰もが同じ立場というスタンスになるため、
一歩間違えたら、自分の個性を発揮しきれず、集団に埋没してしまう可能性があります。

でも、みずがめ座が創っていく、新しい時代の集団では、
個々の個性を最大限に活かしきっていくことが大切なポイントとなるでしょう。

例え対等な集団の中でも、
自分という個性を、まさにしし座のように強く輝かせていくことで、
みんながみんな、自己実現をしていく という関係を築いていくことが、
新時代の集団のテーマになるのではないでしょうか?

誰もがその生命に、自分だけの花を持っています。
他者と自分を比べるのではなく、自分だけの 世界にひとつだけの花を咲かせること・・・
自分だけの個性を花開いていくことが、最高の自己実現です。

そして、タイプの違うたくさんの個性が集まった集団こそが、
みずがめ座の子供たちが創っていく、新しい未来の形なのではないでしょうか?

私たちが進む未来は、どのような世界になるのでしょうか・・・
未来を創るのは、私たちみんなの意思の力です。