12星座のグループ分け

占星術

12星座のグループ分け

ここでは、12星座を「ニ区分」「三区分」「四区分」に分類する仕方を紹介します。

二区分⭐️ 男性星座・女性星座

まずホロスコープを12星座に分割しますが、この位置が「星座の定位置」になります。

12星座を「男性星座」と「女性星座」に分類します。

男性星座の特徴は、外に向かうエネルギーが強く、外交的や積極的な性質を持つます。
反面、外にエネルギーが向き過ぎると、攻撃的な一面が出てしまったり、自己を見失うような面もあるので注意が必要です。

女性星座の特徴は、内に向かうエネルギーで、内向的、消極的な傾向があります。
しかし、内向きな性質は決して悪いことではなく、より深い心の世界に興味が向いているとも言えるでしょう。

実際に男性でも、女性星座の傾向が強い人もいれば、その逆もありますね。
どんな性質にも、一長一短があると捉えるべきだと思います。

三区分⭐️ 活動星座・不動星座・柔軟星座

続いて12星座を「活動星座」「不動星座」「柔軟星座」の三区分に分類します。

活動星座は、エネルギーが高く、活動的で外交的な性質があります。
不動星座は、どっしりしていて、忍耐力が高く、頑固な一面もあります。
柔軟星座は、柔軟性があり、周りに合わせつつも、自分を見失わない性質です。

もちろん全ての性質に悪い点も出てきます。
活動星座は、他者との衝突には注意。
不動星座は、自分の非を認めず、なかなか反省しない傾向が。
柔軟星座は、周りの影響を受けやすいかもしれません。

腑に落ちる星座と、意外な星座があるかもしれませんね。
かに座は、一見弱く見えますが、身内に優しい反面、外敵には戦いを挑む傾向があります。
しし座は、活動的に思えますが、ライオンのオスは意外と動きませんよね(笑)
いて座は、自分をしっかり持っているようで、根無草のように旅をするタイプです。
やぎ座は、大人しそうに見えますが、野心が強く、社会で戦うタイプです。

このように、星座のモデルのイメージと比べて考えてみましょう。面白いですよ。

四区分 火の星座・地の星座・風の星座・水の星座

四区分は、本編の方で紹介したので、補足だけします。
こちらは表向きの性質というより、心の傾向性、感情や情緒の出方として捉えるといいです。

従って、人間関係においては、意外と影響が出てきます。自分に合いやすいタイプ、そうでないタイプとして出やすいのです。

一般的な相性としては、下記のような組み合わせになるでしょう。

◆相性が良い組み合わせ 

「火」と「風」 
 火は風の影響を受け、風は火の影響を受け、自分の良い所を増大させます。

「地」と「水」 
 地は水があるから潤い、水は地に長く留まります。一緒にいて安定する組み合わせです。

◆相性が良くない組み合わせ

「火」と「地」
 情熱的な火は、落ち着きたい地との相性が良くありません。

「風」と「水」
 さっぱりしている風は、水のネチっこさが気になります。
 精神性を求める水は、風に物足りなさを感じます。

最後に注意点として、エレメントは「太陽星座」だけで判断してはいけません。月星座はもちろん、他の惑星がどのエレメントに偏っているかなど、総合的に判断することが必要です。
もちろん、絶対にNGという組み合わせはなく、仮に相性が悪くても、どこに問題があるかを知ることで、相手を理解したり、関係を改善していく事は可能なのだと認識してください。