太陽の星座が示すもの

占星術の基礎

太陽の星座が示すもの

太陽はいつも明るくかがいて、私たちをらしてくれているね。
太陽があるから、私たちは元気に生きていられるんだ。まさに太陽はエネルギーをあたえてくれる存在そんざいだね。

私たちが知るかぎりでは、太陽には生き物はいないと思う。きっと生きられない。でも、太陽がいないと、地球上の私たちはもちろん、その他の惑星わくせいたちだって生きられないんだと思う。
太陽は、まわりの人たちにエネルギーをあたえるのが使命しめいなんだ。

子供たちは8才くらいから、きゅう成長せいちょうすすんでくるの。
子供のうちは気がつかないかもしれないけど、大人になってかえった時、「あのころ、何かがわったな」ときっと思うはず。
このころは「自我じが」っていうものが心の中に芽生めばえてくるんだ。
自我じがとは、自分を自分だと意識いしきする心。そして、他の人は自分とはちがうんだ・・・って意識いしきするようになってくるの。

私たち人間は、本来ほんらい宇宙生命うちゅうせいめいと同じ生命なんだ。
だから、家族のみんなはもちろん、お友達とも、生命ではつながっているんだ。
小さい子供のころは、宇宙生命うちゅうせいめいとしての感覚かんかくのこっているんだ。

でも、私たちは、一人ひとりが何かの目的もくてきを持って生まれてきたんだ。
自分には、自分にしかできない何かがあるの。それは他の人とはちがうんだ。

だから「自分が生まれてきた目的もくてき」を思い出していくためには、宇宙生命うちゅうせいめいとしてみんなと一体いったいだった時の記憶きおくわすれて、自分は自分、自分は他の人とはちがう、ということを感じていく必要があるの。それが「自我じが」なんだよ。

もちろん、8才になったら自我じががいきなり目覚めざめめるってことではないよ。
大人になるにつれ、少しずつ少しずつそだっていって・・・
大人になってからも、いろいろな体験たいけんとおして、少しずつ自分のことがわかるようになり・・・
いつかどこかで、自分が生まれてきた使命しめいに気がつくんだ。

ところが、一生気がつかない人だっているから。
気がつけないまま、次また生まれわる時に、やり直しになる人も多いはずだよ^^;

「親子で星よみ」で読む、「太陽の星座」は、自分の「自我」じがが表されているんだ。
自分とはどんな人で、どんな目的もくてきを持って生まれてきたのか・・・。

普通の「星占ほしうらない」とかでは、「太陽星座」のとくちょうはたり前のように持っている考えられているけれど、私たちは、一生をかけて「太陽星座」の自分になれるように学びつづけていくんだ。

君たちは、これから、太陽星座としての課題かだいをたくさん学んでいくんだよ。
だんだんわかってくると思う。太陽星座らしくしていると、自分が一番心地ここちよく、一番自分らしくしていられることに。

私たちはだれもがみんな、太陽星座が示す、人間として生まれてきた使命しめいさがしていくんだ。
ほとんどの人が、目的地もくてきちもわからず、そんな使命しめいがあるとも気がつかず、道にまよったかのような人生を送ってしまうこともあるんだ。

でも君たちは、ラッキーなことに、子供のうちから「星よみ」という自分だけの「たから地図ちず」を手にすることができたんだ。
もちろん地図ちずがあっても、何もしなかったらたからは手に入らない。
君たちは絶対ぜったいに、自分のたからを見つけて、手にするんだよ。

太陽はみずからがかがやき、まわりを明るくらす星・・・

私たちの人生の使命しめいも、自分らしくかがやくことで、まわりの人たちに、勇気ゆうき希望きぼうあたえていくような、そんな自分だけの使命しめいがきっとあるんだよ!

お父さん・お母さんへ

太陽星座がピッタリ当てはまる人と、自分であまり自覚できないという人がいます。ホロスコープ上から様々な理由が読み取れますが、基本的には経験値の違いです。
経験値とは、過去世での経験も含めた、その星座としての経験の事です。
経験値が浅い人は、他の星座の性質の方が強く出ます。逆に経験値が深い人は、その星座の課題をなかなかクリアできず、落第を繰り返しているようなイメージでしょうか。笑
どんな星座の性質にも、良い一面と悪い一面があり、経験が浅いうちは良い一面が新鮮に映りますが、経験が深まると、悪い一面が癖のようにこびり付いた状態になるようです。
この事からもわかるように、太陽星座は、人生の課題が秘めれていると読み、課題をクリアしながらゴールを目指していく目標のようなものと捉えていきます。
ホロスコープには、各々の星が示す、様々な課題がたくさん隠されていますが、特に太陽は、人生の究極のゴールが示されているのです。

太陽星座に関しては、大人の方々の方が思うところがありそうですね。
子供たちには、そこに秘められた内容よりも、大人になって自分で読み込んでいけるように、興味付けとリーディング方法をしっかりと伝えていきたいと思います。