「親子で星よみ」では、みんなの心のクセがわかるんだよ。
「ん?心のクセってなんだろう?」と思った君へ。
だれでも何かのクセを持っているね。
例えば、小さな頃に「ツメをかむクセが」ある子って多いよね。
クセは、自分で気がつかないで自然に出てしまうんだ。
「心のクセ」も同じだよ。
「心のクセ」とは、何かがあった時に、自然に出てしまう「心の動き」のこと。自分では、あまりに自然すぎて、クセって気がつかないのが特ちょうなんだよ。
例えば、悪いことをしてお母さんに怒られたとするね(^^;)
人によっては、チーンとなって落ちこんじゃう子もいれば・・・
「私は悪くない!」って、逆ギレする子もいれば・・・
お母さんから逃げて、子供部屋で知らんぷりするだけの子もいれば・・・。
こんな感じで、みんな、自然に出てくる反応がちがうんだよ。
例えば、小さな子がお母さんに、お留守番をたのまれたとするね。
一人でさみしくて、さみしくて、怖くなっちゃう子もいれば・・・
「やったー自由だー」ってお母さんのいる時はできないゲームをして遊びまくる子もいれば・・・
何度も何度もお母さんに電話をかけまくる子も入れば・・・
同じ状況でも、みんな人それぞれ、ちがうように感じるんだよ。
これを「心のクセ」っていうんだ。
私たちはみんな、生まれてくる前も、何回も何回も人生をくりかえして、また生まれてきたんだ。
だから、生まれてくる前の自分のが、どのような行動をよくしていたか、どのように考えるタイプだったか、何かがあったらどんな感情が出やすかったか・・・このような自分だけのパターンが、心の中に染み付いちゃっているんだよ。
だから、生まれ変わってきた「今」でも、自分たちが気がつかないうちに、生まれる前の昔の自分と同じようなパターンが自然に出てしまうんだ。
「親子で星よみ」を勉強すれば、この自分だけの「心のクセ」がわかるようになるよ。
クセって、いいクセもあるけど、直した方がいい悪いクセもあるんだよ。
自分で気がつかないうちに、お友達を怒らせてしまったり、悲しませてしまうこともあるから。
悪いことはしてはダメだって、誰でもわかるよね。でも「クセ」は、良いも悪いもわからないし、そもそも自分にそういう「クセ」があるってわからないから、やっかいなんだ。
クセは、クセだってわかれば、なおすことができるよね。
ツメをかむクセを、お母さんに注意されて、お兄ちゃん、お姉ちゃんになってから直した人もいっぱいいると思う。
「心のクセ」も同じだから。「これはクセなんだ」ってわかれば、直すことができるんだよ。
クセは、自分ではわからないもの。「クセだ」と気がつかないと、そのまま自然に出ちゃうものなんだ。
「ツメをかむクセ」のように、目に見えるものは、誰かが教えてくれるから直せるけど、「心のクセ」はなかなかわからないから。大人になっても、子供のころから変わってない人も、たくさんいるんだよ。そして、いつも同じようなこと失敗して、なんで失敗したかわからなくて、自分で自分をせめて苦しめてしまうんだ。
心の悪いクセを直せたら、もっともっと気持ちが軽くなるからね。
心のクセは、悪いことばかりではない。良いクセもたくさんあるんだ。「これは自分らしい」からって伸ばしていくこともできるからね。
「心のクセ」とは、まさに「生命の個性」のことなんだよ。
「親子で星よみ」のベースになっている「生命の個性占星術」では、過去世から引き継いだ「生命の癖」を克服することが、重要なテーマとなっています。
過去世において、何かしらの傷を受けたり、業を積んでしまったものが、生命の癖となって現世に引き継がれてきます。この時、過去世の行動パターンや思考パターン・感情パターンもそのまま引き継いでくるのです。
人生の局面にあった時、この癖が自然に出てしまうので、過去世と同じような失敗を繰り返し、業を深くしてしまうのです。つまり、癖を克服しない限り、人生のパターンまで過去世と同じようになり、同じような苦しみを繰り返してしまいます。
人生における大抵の悩みや困難は、生命の癖が引き金となり、問題を起こし、問題を大きくしているはずなのです。
この宿命の負の連鎖を断ち切り、今世の使命に生き、新しい人生のパターンを確立していく事が、生命の個性占星術を学ぶ大きな目的です。
癖は気がつかないと直らないので、何も意識せず、こういう知識を知らない人ほど、運命の波に翻弄されてしまいます。でも、癖は直せるのです。
更に言えば、生命の個性といえども表裏一体。自分だけの特徴が、良く発揮できるか、悪い方向に出てしまうかの差なのです。そういう意味では「生命の癖」は無くすものではなく、自分だけの個性として活かしていくものだと考えます。
生命の癖を知ることが、明るい未来に変えていける鍵となります。
まだ純粋な子供であるからこそ、軌道修正も簡単にできるはず。
学ぶだけでは何も変わりません。お父さん・お母さんのサポートが一番必要なところです。