個性発見に占星術が最適の理由

お父さん・お母さんへ

個性発見に占星術が最適の理由

占星術は個性を読んだり、個人の運勢を占い、未来を予測する為に活用される事が多いです。
近年のスピリチュアルブームも影響し、ネットには様々な占いサイトが存在し、未来を「占う」事に対する抵抗も少なくなっているように思えます。

しかし依然として「占い」に対する偏見や嫌悪感を抱く人も少なくないかと思います。
その原因は「当たる」「当たらない」に焦点を当てすぎているからではないでしょうか?
この捉え方は、目に見えない神秘的な力に「依存」する傾向も強まります。自分で人生を切り拓いていくという思考から外れ、自分の外の力に頼ってしまうのです。
結果として、占いが当たれば喜び、はずれると不満を感じる。こうして自分に心地良い言葉を探し回り、占い難民のようになってしまう例をよく見かけます。
こうした一部の人を見て、また「占い」に偏見を深める人が出るという悪循環に陥ります。

一方、心理学は「学問」と認識されているので、難しいイメージから敬遠される傾向はあるかもしれませんが、嫌悪感を持たれるケースは稀だと思います。

占星術の歴史や現在地を学べば、心理学より遥かに長い歴史のある、統計学的な根拠に基づいた学問であることがわかります。また心理学といえども、科学的な実験や観測に基づいて導き出されたものではなく、統計学と断言するにはまだ不十分な段階であることもわかります。そもそも学派によって理論が対立もしていますし・・・。
とはいえ、占星術も心理学も否定する気持ちはありません。どちらも実用的で信頼できる学問であるというのが私どもの見解です。

近年の心理学は、精神的な問題を解決する手段として活用されていたり、個性を分類する事で、ビジネスなどの人間関係の改善に役立っております。

一般的に占星術は「あなたは○○座だから、こういうタイプですね」というように、やはり「個性の分類」に使われているイメージがありますが、これは占星術という全体から見た場合の、ほんの一面に過ぎません。

占星術は、生まれた時の出生時間と出生地をもとに、個人のホロスコープチャート(ネイタルチャート)を作成します。
つまり、余程の事がない限り、自分と同じホロスコープチャートを持つ人はいない事になります。
これは、極めて個人の「個性」を特定できる事を意味し、まさに自分だけの「魂の設計図」「人生の航海図」と表現されるだけの情報を読み解くことができるのです。

また同時に、ホロスコープチャートからは、過去世の人生を読むことができます。そして、その傾向性から、今世の人生に起こりがちな人生のパターンをイメージすることができます。
占星術は、今の自分の個性や運勢を読むだけではなく、本来の生命に備わった「生命の個性」を読むことにも長けているのです。

日本の教育においては、国語・算数・理科・社会、そして英語といった、いわゆる義務教育の科目があります。
しかし、これらの学び全てが必ずしも将来必要になるとは限りません。例えば、学生の頃にあれだけ時間をかけて英語を学んできたのにも関わらず、英語をまともに話せない人も多いかと思います。
もちろん、これらの教育が無意味だとは言いませんが・・・

「占星術」は人間教育のツールとして、義務教育の対象になってもいいのではないか、と思うほど、万人にとって役立つ知識だと思っています。

占星術は、プロから鑑定してもらうもので、自分で覚える必要はないと思っている人も多いかもしれません。しかし、他者から見てもらうだけでは、前述の通り「依存」に陥りがちです。

ホロスコープから読めるものに完全なる答えはありません。なぜなら「個性」も「未来」も変えていけるからです。
自分でホロスコープを読む中で「これは今の自分の事だ」と自分で感じる事が、その時の自分にとっての「正解」です。

そして自分の頭で考え、自分の心で感じ、自分の体験を通して、「答え」を創り続けていくのです。
どのような自分になりたいか、どのように成長していくか・・・
自分の心が本当にワクワクする夢を見つけて、その道を歩んでいく・・・
そんな「人生の指針」として、占星術を活用して欲しいのです。

言うまでもなく、ホロスコープを読む為には、それなりの学習が必要です。
そしてそれは、まだまだ柔軟性のある子供のうちから覚えておく事で、未来の可能性がより広がっていくと思うのです。