占星術を学ぶのは難しい？

占星術は一般的には「占い」や「スピリチュアル」と分類されます。
占星術を学ぶにあたり、必ず聞くのが、「霊感」のような能力が必要なのじゃないか？という質問です。
結論から言えば、全く必要ではありません。
むしろ、非常に学問的です。学べば学ぶほど理解が深まり、極めようと思ったとしても、一生かけても極められないほど、どこまでも奥深い学問だと思います。
要は興味を持って、少しずつ勉強していけるかかどうかで、さほど素質は関係しないと思います。

よく専門家たちの間で会話をする時、占星術を仕事レベルまで習得する為に必要なのは、気合とやる気と根性だ・・・みたいな話が出ます。笑　
素質的なものは、全くありませんね。

もちろん鑑定士になる場合は、カウンセラー的な能力が必要になります。ビジネス展開する場合は、集客などのノウハウが必要です。誰でも学べる反面、仕事で食べられるかどうかは、それなりのハードルがあると思います。

さて、「親子で星よみ」の目指すところは、自分たちで身近な人のチャートが読めるようになることです。

こう考えた時、学びのハードルはグッと下がります。
小学生が学校で習っているものと比べても、決して難しいものではないと思います。

だから「私たちにできるかな？」という心配は無用です。
むしろ興味を持って取り組めば、短期間でもそれなりのところまでは習得できるはずです。
もちろん学べば学ぶほど、理解も深まり、興味が出てくれば、もっと深く知りたくなると思います。

「親子で星よみ」の対象年齢

「親子で星よみ」は、小学校低学年からのお子様が、お父さん・お母さんと一緒に学んでもらう「教育ツール」として育てていこうと考えております。

当サイトの子供向けの文章は、基本は「小学３年生」までに習う漢字を使っております。
しかし、もう少し年上の、高学年の方、中学生くらいの方が読んだ場合、あまりにも平仮名が多すぎると、かえって読みにくくなる為、漢字にした方がいい単語は、あえて漢字にし、ふりがなを付けております。

では、小学生くらいの方だけが対象かといえば、決してそんな事はありません。
皆様の中には、他所で占星術の勉強をし、難しく感じて挫折してしまう人も数多くいると思います。そんな大人の皆様が、当サイトを通じて占星術を楽しくわかりやすく学べるように構成していきます。

「親子で」と名付けた理由は、親が子供の先生とは全く思っていません。親も子も主体者となって、共に学べる場を提供したいと考えております。

よりわかりやすくする為の工夫

「親子で星よみ」は、自分たちでホロスコープを読んで、身近な人たちの個性を発見していくのが第一の目標となります。占星術の専門家を育てる事が目的ではありません。
従って、よりわかりやすく学習を進めていく為の工夫をしていきます。

例えば、占星術の基本中の基本になりますが、星座の事を「サイン」といいます。
恐らく、普通の占星術の講座や学習書では、一番最初に覚えるような内容です。

しかし、このような専門用語は、プロになる為には不可欠であっても、自分のチャートを読む目的の場合、絶対に必要というわけではありません。
どんなジャンルでもそうですが、専門用語が増えれば増えるほど、混乱し苦手意識が生まれてしまうと思うのです。

従って「親子で星よみ」においては、必要最低限の内容から覚えて頂くように工夫していきます。
「太陽のサインは？」と聞かなくても、「太陽の星座は？」でわかりますから。

とはいえ、ここで占星術を覚えた人が、他の占星術の本を読んだら言葉がわからなかった・・・では困る人もいるかと思います。
従って、より専門的に学びたい人向けの「特設ページ」も用意していきますので、ご安心ください。

「個性」を知るのは、子供だけの課題ではありません。大人はもっと切実な問題になってくると考えられます。わからない事は子供に教わるくらいの感覚で、お父さん・お母さんが自分の為に学ぶという気持ちもどうか忘れずに・・・。

ぜひ、家族の「共通言語」を楽しく習得してください。