はじめに☆お父さん・お母さんへ

はじめに☆お父さん・お母さんへ

おやこほしよみ.comは、親子で占星術を活用しながら「個性」を発見、伸ばしていく為の学習サイトであります。
まずはじめに、なぜ今「占星術」を学ぶべきなのか、そしてなぜ「子供と一緒に」学ぶべきなのかという大前提となるテーマをお話ししておきたいと思います。

地の時代から風の時代に 風の時代の主役の子供たち

時代は大きな転換期に入っています。
長く続いた「やぎ座の地の時代」が終わり、「みずがめ座の風の時代」がいよいよ本格的に始まろうとしています。
時代の転換期には、過去の価値観や風習が壊され、新しい価値観へと生まれ変わる動きが起こります。
まさに冥王星の象徴「破壊と再生」の通り、大きな変化が起き始めているのです。

これまでの時代は、一部の権力者にコントロールされるかのように、規則やルールを守るように育てられてきました。「こうであらねばならない」「こうするべきだ」といった、義務感や偏った価値観に縛られていたのです。
最近になり、権力やマスコミにより情報操作されているのではないかと気が付く人も増えてきました。

今の子供たちは「風の時代」の先陣を切る役割を持って生まれてきています。
最近よく耳にしますが、今の子供たちは「どこかが変わっている」「好き嫌いがはっきりしている」と言われ、学校の決められたルールに収まりきれない子が増えています。
これを「悪い傾向」と捉えて、大人の古い価値観に押し付ける事は、時代に逆行しているような行為なのです。子供たちは「風の時代」の基本的な性質のように、自由で個性的な心の持ち主なのではないでしょうか?

「風の時代」は「個性の時代」であります。
これからは、自分の個性を最大限に活かしながら、同じ志を持った「仲間」たちと共に「共栄共存」していく時代となっていくのです。

「生命の個性占星術」は、いわゆる普通の「星占い」のように、未来の運勢を読んだり、「当たる」「当たらない」という観点で捉えるものではありません。
自分の「個性」を、より具体的に見つけていく事に活用してください。そしてどのように「個性」を伸ばしていくかは、自分達が主体となって決めていくのです。

生命の個性とは

人は誰でも他者とは異なる自分だけの「個性」を持っています。
一般的に言われている個性=パーソナリティは、人間の「意識下」で認識できる性質なので、自分でコントロールする事が可能です。もちろん環境の変化に伴って、変わっていく事もあるでしょう。

人間の無意識には、生命に本来備わっている特性が眠っています。これは過去世が大きく影響しており、無意識の領域の為、自分で自覚していない場合がほとんどです。
私共「生命の個性研究会」は、これを「生命の個性」と名付けました。

人間は数えきれないほど幾代もの人生を輪廻転生しています。そして過去世での体験は、生命の中に深く刻まれていくのです。
過去世での偏った行動パターン、思考パターン、そして感情のパターンは、今世に「生命の傾向性」として引き継がれます。これは「生命の癖」と言ってよいでしょう。これらの記憶は、主に幼少期の環境と思春期の体験を通し、過去世の擬似体験をする事で思い出されていくのです。
人生の様々な出来事に直面した時、過去世で慣れ親しんだパターンが自然に出てしまいます。結果として、人生のパターンすらも過去世と同じようになってしまうのです。
「癖」は自分では当たり前すぎて気が付かないのと同じです。しかし「癖」は自分で意識しれば、直していく事も、それを個性と捉えて伸ばしていく事もできるのです。「生命の癖」も同じです。

さて、ここで大切になるのが「生命の癖」を知る事です。しかし残念ながら、日常生活の中で気が付きていく事は極めて困難です。もちろん様々な失敗体験を通して、少しずつ自分を理解していく事もありますが、大抵の場合は同じような失敗を何回も何回も繰り返していくのです。
占星術でなぜ「生命の癖」を読めるのか。これは数多くの過去世を転生しながら同じ失敗を繰り返しているからです。

「生命の個性」を知る事は、自分の「意識下」で認識できるようになるという事です。つまり自分でコントロールする事もできます。
「個性」とは、他者とは違う目立った特性の事。どんな「個性」にも良い面と悪い面が同時に備わっています。つまり自分の癖を、悪い方向に出ないように、良い方向に活かせるようにコントロールしていけばいいのです。

これは子供であっても同じです。むしろ子供のうちの方が、凝り固まっていない分、軌道修正も可能でしょう。
だから、子供のうちから自分の「個性」に向き合って欲しいのです。
「生命の個性占星術」は、自分の「個性」さらには「生命の個性」を、より具体的に探していける事ができます。これは、自分の本当に好きなもの、心が喜ぶものを見つけて、夢を実現する為の「心」を育てていく為には、最適な道だと思っております。

子供は私たち大人の先生です

「親子で星よみ」・・・名前の通り、親子対等な立場で勉強していく事をお勧めします。
「風の時代」の子供たちは、私たち大人が「地の時代」から卒業できるように、何か大切なものを教える為に生まれてきたに違いありません。

大人は子供と一緒に勉強するにあたり、字の読み方や、学習の仕方、モチベーションなどを教えていく事になるでしょう。
でも「生命の個性」を深く自覚できているのは、子供たちの方だと思います。
もちろん大人は、思考としての理解力は高いでしょう。しかし「生命の個性」を学ぶという事は、私たちが「宇宙生命と同一である」という記憶を心で理解する事を目指します。この時、大人の思考や体験が時して「迷い」や「疑い」を生む原因となるのです。

子供たちは「生命の個性」の本質を、すぐに理解していくに違いありません。なぜなら、生命の記憶を「思い出す」だけだからです。

私たち大人は、子供たちが先生なのだという気持ちで、一緒に学んでいく事をお勧めします。

「生命の個性」を知る事は、子供だけに必要な事ではありません。大人たちも、これから「風の時代」を生きていく事になるからです。
例えば、AI=人工知能の誕生は、風の時代を象徴しています。AIが進化すれば、人の仕事の多くが奪われるという事は、誰もが簡単にイメージできると思います。数年後には「誰でもできるような仕事」は、AIやロボットでもできるようになるでしょう。
これからの時代を生き残る為には、自分だけのオリジナリティ、つまり強い個性が何より求められるでしょう。
しかし残念ながら、地の時代を生きてきた私たちは、個性を伸ばす事よりも、なんでもそこそこできるような平均点的な教育を受けてきたのです。
私たち大人こそ、自分の個性を見出していく事が急務となのだと思います。そして「生命の使命」を思い出し、自分が生まれてきた本来の目的の道に進んでいく為にも・・・。

生命の個性占星術の学びを進めると、自分と子供の「生命の絆」を明確に思い出してくるでしょう。
自分の子供としか認識していなかった子が、過去世では師匠だったかもしれない。同じ道に進む同志だったかもしれない。伴侶だった場合もあるのです。

そして再び「我が子」に巡り逢った。
過去世で何かの「約束」を交わし、または何かの「課題」を今世に持ち越すように・・・。
親子は私たちが思っている以上に、決して切れない永遠の絆で結びついた、まさに「生命の分身」みたいな存在なのです。

子供との本来の「つながり」を思い出してもらいたい。
これこそが、「親子で星よみ」の一番の目的です。

お父さん・お母さんに★学びの目的など

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