風の時代の子供たちから学ぶ

お父さん・お母さんへ

風の時代の子供たちから学ぶ

今は風の時代への転換期と言われています。
私たち大人がこれまで生きてきた、地の時代の価値観やルールは、この数年間で壊され、
新しい時代のスタイルに変わっていく流れが起きています。

そして2025年から始まる本格的な風の時代に向け、2024年はまだまだ様々な変化が予想されます。

目の前の現実だけを見ていたら、未来に不安しか感じないかもしれません。
この大きな流れに乗っている人は、個人的にも急激な変化を体験しながら、それでも未来に希望を感じているに違いありません。
逆に、古い価値観から抜け出せない人は、生きづらさを感じているかもしれません。

今の子供たちは、風の時代の子供たちとして、大きな使命を持って生まれてきています。
風の時代は個性の時代でもあります。
好き嫌いがはっきりして、自分の好きなものを追求する生命の傾向があります。

それゆえ、地の時代の作った社会からは、はみ出てしまう子供も少なくないはずです。
変わらなくてはならないのは、子供ではなく、私たち大人なのです。

むしろ、風の時代の始まりに生まれてきた子供たちの大きな役割は、私たち大人を、新しい時代に導いていくことなのかもしれません。

占星術は、時代の流れを読むのにも、個人の個性を見つけ出すことに関しても、非常に役立つ知識となるでしょう。
それを親子で学んで欲しいのです。

もちろん、ある一面では、親が子供の先生になります。
しかし生命のレベルでは、子供が親の先生なのだという意識を持って、一緒に学んでもらいたいと思います。

さて、この動画では、なぜ風の時代と言われているか、簡単に解説しておきます。

地球から見て、木星と土星が重なる時、社会が大きく変化する節目になると言われています。
これは約20年に一度起こります。

近年では2020年12月に、木星と土星が重なりました。
この時は、冥王星までが重なるという特別な状況に。

更に、この変革が起きる星座が、約200年続いた、地の星座(おうし座・おとめ座・やぎ座)を卒業し、
風の星座である、みずがめ座に移動したのです。
だから、これから約200年の「風の時代」が始まったと言われているのです。

発展・拡大という外に広がる木星のエネルギー。
制限・試練という内に向かう土星のエネルギー。
この相反するエネルギーが、時代を動かすのだと言われています。

実際に、地の時代(やぎ座)の特徴である、お金や物に価値を感じる物質社会や、日常や社会のルールが、ことごとく破壊されてきています。
風の時代(みずがめ座)は、自由でルールに縛られない、個性重視の世の中が、再構築されようとしています。

これが、まさに冥王星の象徴する、破壊と再生のエネルギーの元に起こっているのです。

現実には、風の時代のスタートと共にコロナ禍が始まり、これまでの日常や社会の常識が通用しなくなりました。
お金や物では幸せにはなれない。他者との繋がりや、精神的な成長に目が向き始めた人も多いのではないでしょうか?

その後も、まさかの戦争が始まり、異常気象などの自然災害の恐怖、政治や社会の行き詰まりなど、これまでの価値観では生きていく事が難しいほど、あらゆる事が破壊され始めています。

冥王星は、古く不要になったものを、徹底的に破壊するエネルギーを持っているのです。

でも、星を知っている人は、希望も感じています。
なぜなら、破壊の後には、新しいものが誕生していく流れである事を知っているからです。

この新しい世界を主役として生きるのが、風の時代の子供たちです。
私たちは、子供たちに古い価値観を教えていくのではなく、子供たちから学んでいくのです。

だから今、親子で星を読めるようになってもらいたいと考えています。
誰かに読んでもらうのではなく、自分たちで未来を切り拓くための知識となるはずなので・・・。