生まれる前をイメージしてみて

星々の物語

生まれる前をイメージしてみて

君たちは、君のお父さんとお母さんの子供として 生まれてきたね。

親子にもいろいろな形があるけれど、
「親子で星よみ」を見てる人たちは、きっと親子の仲が いいのじゃないかな?

お父さん、お母さんの あふれるばかりの愛情に包まれて、
この地球という ステキな世界と共に育っているんだよ。

君たちは、「なんでお父さん、お母さんの子供として生まれてきたのかな?」って考えたことはあるかな?
不思議なようだけど、本当は不思議ではないんだ。

私たち人間は、今の人生が初めてではないから。
私たちは、何度も何度も生まれ変わって、数えきれないくらいの たくさんの人生を生きてきたんだ。

地球や宇宙だって、人間と同じように生まれ変わっているのかもしれないよ。
だとすると、想像するよりずっと多くの人生を、生まれ変わっているのかもね。

だから、君が生まれてくる前、
どこかの時代に、どこかの場所で、お父さん、お母さんと 生きていたことがあるんだ。
この人生で初めて出会ったわけではないんだよ。

もっと言えば、お父さんやお母さん、君たちの 兄弟 姉妹・・・
みんな、幾代もの人生を、何度も何度も、出会っては別れてを繰り返し、
いっしょに生きてきた人たちなんだ。

お互いの立場は違っていたかもしれないね。
時には君が、お父さんお母さんの 親だった時があったかも・・・。
家族ではなく、大切なパートナーとして、同じ夢に向かって一緒に生きていた人生もあったでしょうね。

私たちは、生きては死んで、生きては死んでを、ずっと繰り返し、永遠の時を生きているんだ。

正しく言えば、人間は本来、宇宙生命としてひとつだから。
今はこの地球での人生を楽しんでいるけれど、
人としての命がなくなっても、また 宇宙生命と一体化して、
少しだけお休みしたら、また人間として生まれ変わってくるんだよ。

夜に寝たら、また次の朝が来るように・・・。

君は生まれる前の、過去世のことを覚えているかな?
君たちが赤ちゃんだった頃は、少し覚えていたかもしれないね。

まだ何もわからない赤ちゃんの時は、お父さんお母さんがいたら 安心していたはず・・・
だって初めて出会ったわけではないから。
「また会えたね」って心では覚えていて、とてもうれしかったんだよね。

人間は、成長して大きくなるにつれ過去世の記憶は思い出せなくなっていくんだ。
今の自分として、新しい人生を生きていくために・・・。

でも、いつか心が思い出す時が来ると思う。

今の人生で、大切な人たちとは、
何かの約束を交わし、
何かの目的に向かって、今度こそ一緒に果そうねって 誓って生まれてきたんだ。

ちょっと怖い 君のお父さんは、君の子供だったかもしれないよ。
いつもやさしいお母さんは、君の大好きな恋人だったかもしれないね^^

お家のワンちゃん、ネコちゃん・・・ 君の大好きなペットたちも、君の友達だったかもしれないね。
いろいろイメージしてみると、おもしろいね。

心で何かなつかしさを感じたら、心が昔を思い出しているのかもしれないよ。

「親子で星よみ」を勉強していくと、いろいろなことがわかってくるんだ。

なんでお父さんとお母さんの子供として生まれてきたのか・・・
なんで仲のいい、あの友達のことが気になるのか・・・

全てのことに意味があるから。

「星よみ」をずっと勉強していけば、いろいろなことをきっと思い出すはず。

目に見えない世界に意識を向けないと、
大切な人たちが近くにいても、何も思い出せずに、そのまま人生が終わる人もたくさんいるんだよ。

きっと大人の人たちは、君たちよりももっと忘れているから・・・^^;

君がお父さん、お母さんに大切な何かを教えてあげる時が来るかもね^^

ぼくたち、私たちは、なんで生まれてきたのだろう・・・
誰と、どんな約束を果たすために生まれてきたのだろう・・・

いろいろわかってくると思うと、今からワクワクして来ないかな?

お父さん・お母さんへ

「親子で星よみ」のベースとなる「生命の個性占星術」は、知識として理解していくよりも、イメージで感じていくことを大切にしています。
例えば、ホロスコープチャートから「あなたは過去世で医者だった」というように、具体的な何かが読めるわけではないのです。「あなたは今のお母さんと恋人だった」と、チャートに出ているわけでもないのです(笑)
でも、「過去世で人の命に関することに携わり、奉仕をし続けていた人生の体験が、今の自分に影響している」という生命の傾向性は読めるのです。
そして大切なのは、読んでもらった人が腑に落ちるかどうかなのです。
「確かに私には、そんな過去世があったかもしれない」と、心で納得し始めます。ホロスコープを読めば読むほど、様々な情報が重なり、「これは絶対に私のことなんだ」と確信できる時が来ます。

答えは、すべて自分の内にあります。無意識下の自分は、過去世の記憶があるので、確信する時は、まさに「思い出す」からです。

恐らく正解にたどり着いた時は、思考ではなく、感情が動きます。意味もわからず涙が止まらなくなったり、心が安心感に包まれたり、強い郷愁を感じたり・・・。
心に濃い霧がかかってしまった大人と違い、子供たちの心には、まだ過去世の記憶が薄っすらと残っているはずなのです。
だから、知識を教えることにこだわらず、感受性を大切に伝えていきましょう。