みずがめ座の時代の人間関係と社会

星々の物語

みずがめ座の時代の人間関係と社会

今は新しい時代への、大きな変革の時・・・。
長く続いた 地の時代から、風の時代に移り変わろうとしています。

そして風のエネルギーを持つ、みずがめ座の時代が本格的に始まろうとしています。

劇的なまでに、大きく変わろうとしている、この世界・・・
古い価値観から抜け出せない人は、未来への不安や、生きづらさを感じ・・・
新しい時代への流れに乗っている人は、これから来る 未来に、希望を感じていますよね。

私たちには、どんな未来が待っているのでしょうか・・・
今こそ風の時代や、みずがめ座の時代の特徴を学んでおくことで、
自分たちが進むべき道が見えてくるはずです。

今回は、みずがめ座の特徴を学ぶことで、
新しい時代の 人間関係や、社会が どのように変わっていくかにスポットを当てていきますね。

みずがめ座のエネルギーには、自由で個性的という性質があります。
そして、決められたルールには縛られたくないという特徴もありますね。

だから最近の、みずがめ座のエネルギーが強い子供たちは、
好き嫌いがはっきりしていて、自分の好きなことは、とことん追求するパワーがある反面、
嫌いなものを押し付けられると、反発する傾向もあるかもね。

それが、ルールを重んじて、「こうであらねば」「こうしなくちゃ」という 義務感の強かった、地の時代を生きてきた大人たちには、不思議に見えるかも。
大人の古い価値観を押し付けないようにしましょうね。
押し付けたら、反発するのも、みずがめ座の特徴ですからね(笑)
時代に合わせて変わらないといけないのは、大人のほうですから。

これからの子供たちは、自分の 好きなことを見つけて、自分だけの個性を伸ばしていくことが、特に大切なポイントになるでしょう。

さて、どんな星座の性質にも、良い面と 悪い面があります。

地の時代の マイナスの側面は、他者に依存しすぎ、頼りすぎていたこと。
一人でも、いろいろできる力があるのに、勝手に役割分担という ルールを決めてしまったがために、
自分でできることまでも、できなくなってしまったかもしれませんね。
これが、共依存の怖さです。

家庭では、お父さんは働いて、お金を稼いでくるのが当たり前。
お母さんは、家事や子育てをするのが当たり前。

だから、お父さんの稼ぎが悪かったら、お母さんは不満を言い、
お母さんが家事をサボったら、お父さんは文句を言う(笑)
たまにお父さんが家事を手伝ったら、なんでもっとしてくれないの?と文句を言い、
お母さんが仕事してきたら、もっとしっかり家のことを見てくれと、不満を感じる・・・。
典型的な共依存の家庭のパターンです。

仕事でも同じ。
会社に行ってさえいれば、お金が入ると思っているから、手を抜いてしまったり、
会社側は、給料を下げるばかりで、もっと働けと思っている(笑)

社会という大きな単位でも、共依存を起こしています。
選挙にすら行かないのに、何でもかんでも政治のせい。
政治家は、自分が偉いと思い込んでしまう。

国どうしも同じ。
もはや日本は、外国に頼りすぎて、自分の国だけでは生きぬくことすら難しくなってしまいましたね。

新しい時代の、最初の課題は、依存関係から抜け出すことになりそうです。

風の時代の大きな特徴は、情報伝達やコミュニケーションに大きな革命が起こるであろうこと。
SNSの普及や、インターネットを通じて世界各地の人と リアルタイムでコミュニケーションが取れるようになったことは、人類の歴史の中でも、革命的な変化ですね。

まだまだ進化していくはず。10年後には、どうなっているのかな?

同じ 風のエネルギーを持つ星座でも、
ふたご座は、身近な地域でのコミュニケーションがテーマ。
てんびん座は、1対1の人間関係がテーマ。

みずがめ座のテーマは・・・
同じ理想を持つ仲間や、同志たちと、新しいスタイルの集団を築いていくこと。

みずがめ座には、自由で個性的という基本のエネルギーがあるけれど、
自分のことしか考えず、他人に興味がないというわけではないのです。

むしろ根っこには、他者や周りの環境を、一歩離れたところから、客観的に観察する・・・
という性質があるのです。

自分の個性を伸ばすということは、地の時代の人たち以上に、自分の苦手なことも生まれるということ。
「ボクはこれが得意だから、これをするね」
「私はこれが好きだから、これは任せてちょうだい」
というように、自分の得意なことは、自分だけのためではなく、他者のために頑張るという 心が強くなるはず。

こうして、仲間どうしで、自然に分担しあって、助け合って、
精神的に自立した者どうしが、共栄共存の集団を創っていくはずです。

人間は一人では生きられません。
だからみんなで力を出しあって、同じ理想に向かって「共に栄えていく」仲間を創っていくのでしょう。

例えば、家庭が共栄共存の関係になれば・・・
お父さんが、家事をしてくれたら「ありがとう」
お母さんが、働いてきてくれたら「ありがとう」
精神的に自立した心の中には、「本来は自分ですることなのだから」という気持ちが生まれるはずなのです。

「何かをしてくれるのが当たり前」という共依存の関係から、
「自分の代わりにしてくれてありがとう」という、感謝のある関係に変わっていくはず。

だから、風の時代の子供たちには、
自分の個性を知ることも大切なのだけど、
他者への興味や関心も強いという特徴があるから、
他者の個性を知るために、「星よみ」のノウハウは、すごく役に立つはずなんだ。

あの人は、自分にできないことができる・・・。
これを「うらやましい」と思うのではなく、
あの人とチームを組んだら、もっとうまくいくと、自然に感じるのが、みずがめ座の性質なのです。

みずがめ座の時代の子供たちの心には、
他者の人格を 心から尊敬し、共に進んでいこうという想いが育つはず。
仲間を信じる心が強いから、自分にできる、自分だけの好きを追求できる想いにもなれるはず。

こうして新しいスタイルの集団が次々に生まれ・・・
自立した集団と、集団による、共栄共存の新しい社会が生まれていくのではないでしょうか・・・。

だから、時代の主役は、この大きな変革の時に生まれてきた、今の子供たち、みんななのですよ?