【おひつじ座1ハウス】周りに人がいるから、自分は自分らしく輝ける

月からの贈りもの

【おひつじ座1ハウス】周りに人がいるから、自分は自分らしく輝ける

長く続いた「地の時代」が終わり「風の時代」が始まりました・・・。
今は「地の時代」の負の側面が、壊れていくのが強調されていますが、
いよいよこれから希望の時代が始まりますね。

新しい時代を創っていく主体者は、どこまでいっても私たちなのですよ。

今の子供たちは、時代の先駆者として生まれてきました。

これから迎える未来は、初めてのことばかり・・・
今までの経験や知識だけでは通用しない、未開拓の道を進むことになるはず。

だから風の時代の先駆者となる子供たちには、
未知の世界を、先頭に立って迷わず進んでいけるように・・・
大人たちが当たり前と思っているものに囚われず、自らの意思で進んでいくために・・・
宇宙生命に直結した心を持って、宇宙生命の意思を、自分の意思として持って生まれてきたのでしょう。

子供の君たちが、「好き」と感じる心のままに進んでいくのが正解なのだと思う。
君たちが「心地よくない」と感じた道は、進むべき道ではないのだと思う。

だから自分の心に正直に、自信を持って進んで欲しい・・・。

でも、人間はひとりで生きているわけではないですね。
みんながみんな、同じ考えでいるわけではない。みんなの「好き」が同じわけでもない。
だから、「自己の確立」と「他者との関係」は、対のテーマになってくるのだと思います。

先駆者の使命は、自らが先頭に立って進んでいくこと。
どの道が正しいかもわからない状況で、自分だけを信じて進んでいくしかない・・・。
だから、今の子供たちの生命には、「自分」というものを強く持っているのですね。

でも、この性質が悪い方向に出た時は・・・
他者の意見を聞かず、自分の意見を押し通そうとしてしまい、いわゆる「わがまま」になってみたり、
自分の嫌いなことは、他者にやってもらおうと、依存が強くなってしまったり・・・

この傾向に陥ると、周りの人は離れてしまうかもしれないですね。

こうして「自分を認めてもらえない」と感じてしまい、自分の殻に閉じこもってしまうか・・・
もしくは、自分の「好き」をあきらめて、他者の「好き」に合わせていくことで、自分でも気が付かないうちに、自己を発揮できないという負のエネルギーを、内に溜めていってしまうかもしれませんね。

「自分らしく生きていく」ことを何よりも求めている生命が、
「自分らしく生きられない」ことが、どれほど苦しいか、想像つきますか?

自分が自分でいること。その自分を、周囲から認めてもらうこと。これをアイデンティティといいます。

でも多くの人が、数多くの過去世で、アイデンティティに傷を負ったまま、生まれ変わってきているのだと思います。

自分を主張しすぎたら、孤立する。周りからは認めてもらえませんね。
自分の主張を我慢して、周りに合わせたら、他者のアイデンティティに生きていることになる。

こうして、自分本来のアイデンティティを見失って生まれてきているから・・・
まずは、「自分」を取り戻すことが大切です。

子供の純粋な心のままに、「好き」なことをできる喜びを、全身で感じて・・・
嫌いは嫌いでもいいのだと思います。
無理してでもやらないといけないという価値観は、地の時代と共に古くて不要なものになりましたから。

次のステップでは、自分の思っていることを、言葉にして伝えること。
これはどんな性質の人にも共通したテーマだと思います。
誰の心の中にも、過去世での失敗体験が、恐れや不安という心の傷として残っています。
「同じ失敗を繰り返したくない」という無意識の心が、自分を守るために、周りの環境をコントロールしようと働いてしまうのです。

人間は、他者の心の中はわからないように生まれてきています。
「言わなくてもわかるだろう」は、例え家族のような関係であっても、通用しません。
心は「言葉」にしないと、正しく伝わらないことを、学ばないといけませんね。

そして、「好き」なことを、自分のためにだけするのではなく、
「みんなのためにしていくんだ」・・・という心に変えていくこと。
たったこれだけの心の切り替えが・・・
でもこれこそが、風の時代に生きる、最大のポイントだと思います。

「ボクはこれが好きだから」「私はこれが得意だから」みんなの分まで頑張るね・・・。

そして自分の嫌なこと、苦手なことは、口に出していいのです。
きっと周りに、それが得意な人がいて、「私がする!」という人が現れるはず。

信頼とは「正直さ」から生まれます。
言葉にしなかったり、自分を誤魔化していたら、それは他者には不誠実に映ります。

自分が自分に正直に、そして他人にも正直に生きる・・・
ここから本当の信頼が生まれます。

自分が好きな、自分でいられる。
そして自分の好きが、周りにも認められる・・・。

こうして、過去世から傷ついていたアイデンティティが取り戻されていくのです。

さて、風の時代の物語はまだまだ始まったばかり・・・

地の時代の負の遺産である、共依存の関係から抜け出していき、
そうして11番目のテーマ、みずがめ座の時代を象徴するテーマ、
「共栄共存」の新しい社会を誕生させていくのです。

全てのスタートは、自分を取り戻すところから・・・
自分の心を表に出して、自分の言葉に責任を持った生き方をするところから始まるでしょう。

そして自分にできることを他者のためにしていくこと。
みんながみんな、自分の好きを極めていけば、
不可能と思えることまで実現していける、まさに共栄共存の世界を築いていけるはずなのです。

新しい時代を拓く、新しい物語は、まだまだ始まったばかりです・・・。

POINT

「星よみ」の知識がある人だとわかると思いますが、
今回は12星座の始まりを示す、「おひつじ座1ハウス」のテーマであり、特に「月の星座がおひつじ座」の人に強く現れる傾向です。

でも「私は、おひつじ座ではないから関係ない」と思わないでください。
全ての人に大切な「風の時代のテーマ」として語っていますので。

太陽星座がおひつじ座の人は、人生の最大のテーマになるでしょう。月星座がおひつじ座の人は、内面に感じる重要なテーマになるはずです。
1ハウスに星が集まっていたり、重要な星がある人も、強く感じるところがあるでしょう。
これらはあくまで、このテーマが「強調されているかどうか」を示すものであり、全く関係ない人はいないと受け止めて下さい。

ちなみに出生時間が分からず、誕生日だけで星を読む時は、必ず太陽が1ハウスに入ります。つまり1ハウスのテーマが無い人はいないと考えて良いでしょう。