風の時代の子供たちの、世代的な役割

星々の叡智(動画付き)

風の時代の子供たちの、世代的な役割

地の時代から風の時代への大きな転換期に生まれてきた、今の子供たち。
彼ら彼女らは、古い時代の心を引き継ぎながらも、新しい時代の先駆者となっていく使命があるはずです。

地の時代は「安定」を求め、風の時代は「変化」を求めます。
子供たちには、地の時代を生きてきた私たち大人を、古い価値観から抜け出させて、新しい時代へと進めるように、手を引っ張っていく役割があるのだと思います。

だから「親子で星よみ」なのです。
知識の上では、大人は子供の先生になるでしょう。
しかし心の世界では、今の子供たちが私たちの先生なのだと受け止めて欲しいです。

さて冥王星は「破壊と再生」の象徴です。
冥王星の星座が変わる時は、古い時代の不要なものを徹底的に破壊し、
全く新しい時代を創り上げていくエネルギーがあります。

冥王星の創り変えるものは、人類の意識です。
だから意識を変えるような出来事が、現実にも起こり、
どのように人の意識が変わるかに、未来の現実がかかっていると言ってもよいでしょう。

今は、冥王星が、やぎ座とみずがめ座を行ったり来たりしています。
そして2025年には、完全にみずがめ座に滞在します。
これは、今から生まれてくる子供は、冥王星みずがめ座になるということです。

そして冥王星は、2008年からやぎ座にいたので、今の子供たちのほとんどが、冥王星やぎ座として生まれていることになります。

冥王星は集合的無意識を表すとも言われており、すなわち冥王星の星座には、世代ごとの人類のテーマが託されていると読むことができます。

冥王星やぎ座に生まれた今の子供たちは、
やぎ座の時代が壊れていく流れを、子供時代に体験しながら、
みずがめ座の時代が始まっていく創世の時を、主役として時代を創っていく使命があるのです。

今回は、冥王星がやぎ座と、みずがめ座のテーマにスポットを当てますが、この時代の変革期を生きる、全ての人のテーマでもあるので、自分のこととして受け止めてもらえたら嬉しいです。

本題に入る前に、もう少しだけ補足しておきます。

占星術のホロスコープには、ハウスという概念があります。
ハウスには、ホロスコープを12分割した人生のテーマが表されています。

詳しい解説は別の機会にまわしますが、星座には定位置があります。
この時、星座の持つ意味とハウスの意味が、同じようなテーマを象徴することになります。

星座の定位置では、やぎ座は10ハウス、みずがめ座は11ハウスになります。
例えば、やぎ座のエネルギーを読む場合は、10ハウスに星があるかどうかも大切なのです。

これは、私の子供の例です。
冥王星は、やぎ座です。これは世代共通のテーマでありました。

そして冥王星は11ハウスにあります。
11ハウスは、みずがめ座のエネルギーなので、
個人としては、冥王星みずがめ座のテーマも強調されていると捉えます。

従って、私の子供の場合は、冥王星やぎ座のエネルギーだけではなく、
冥王星みずがめ座のエネルギーも強調されているということです。

実際に子供から、風の時代の未来を感じさせてもらっています。

このように、ご自身の出生時間がわかり、誕生時のホロスコープチャートをお持ちの方は、冥王星の入っているハウスにも注目してください。

時代はどのように動いていくのか?
私たち人間は、どのように変わっていけば良いのか?
冥王星のエネルギーからは、人類が進む道を模索していくのです。