私にとってのタロット

YUUKA

私にとってのタロット

皆さんはじめまして。
「タロット考察☆生命の現在地」の「大アルカナ」「小アルカナ」のコーナー、そしてこの「タロットリーディング」のコーナーを担当させてもらいます、生命の個性研究会のYUUKAと申します。
まず自己紹介がてら、私とタロットの関わり方についてお話ししたいと思います。

私は占星術とタロットをずっと学んでおりますが、先に興味を持ったのはタロットでした。
最初はアメリカ旅行の時に、タロットデッキを自分用のお土産として買ってきて、タロットコレクションをする事から始まりました。
皆さんはタロットとは別にオラクルカードがある事はご存知ですか?タロットカードは、どこか神秘的で、少し怖いというか、オカルトっぽいイメージが多いのですが、オラクルカードは明るくて可愛いデザインのカードが多いんですよね。最初は違いがわからず集めていました。そもそもコレクションしていただけだったので😅

ある時から本格的に勉強するようになり、タロットリーディングに興味を持ちました。
オラクルカードとタロットカードの違いを簡単にいえば、オラクルカードには悪いカードがないんですよね。でもタロットは違います。怖いくらいの意味があるカードもあります。人生は楽しい事ばかりじゃないですよね。流れが悪い時、悩んでいる時、落ち込んでいる時、上手く行かない時だって多いじゃないですか。だからタロットでないと、きちんと占えないのです。
オラクルみたいにお花畑ばかりの人生だったら、楽しそうなんですけどね😁

タロットとの関わりは、趣味の時期が長かったです。
占星術を学ぶようになった事がきっかけで、本格的に鑑定の仕事をする事になりました。
でも私には、カウンセリングの能力が足りなかったのだと思います。自分で学んだり、楽しんだりするのと、知らない他人にアドバイスする事は全く別ですよね?
私はタロットも占星術も、誰でもできると思っています。しかし仕事にして他人を鑑定する事はまた別の話しです。カウンセリングの知識、心理学の知識、コミュニケーション能力など、求められる要素はたくさんあるからです。
私の場合、相手の気持ちを汲んで、上手く話すのが苦手でした。自分で学んできたタロットの知識には絶対の自信があったので、悪いカードが出た時に「こうなりますよ」と自信たっぷりに断定していました。
時にはお客様を不安に落とし、怒られる事もありました。そんな時「なんでわからないんだろう」と、相手のせいにする自分がいました。

そんな中、自分自身が人生の最大の試練ともいうべき悩みにぶつかってしまいました。話せば長くなるので、別の機会にお話ししたいと思いますが、仲の良かったタロ友に、同じような事をされてしまったのです。「こうカードに出ているじゃない」「この本にもこう書いてあるよ」「なんで自分の事だとわからないの!」と、悩みでどん底にいる私にどどめを指すように、まさに「死刑宣告」をしてきたのです。私が自らの死を意識した原因ともなりました。
こうして初めて、自分がこれまでにしてきた鑑定の間違えに気が付いたのでした。

しばらくして生命の個性研究会に出会いました。
ここには、私と同じような、占いやスピリチュアルに対する疑問や違和感を持つ人が集まっていました。
そして2023年。研究会に誕生した「多元宇宙統合生命論」を学ぶ中で、様々な疑問や違和感が解説していくようになったのです。
研究会としても、過去に行なっていた「個性占星術」を改良し(これ話していいんでしたっけ?😅)「生命の個性占星術」として改めて本を出していこう、将来的には教育ツールを作っていこう、という流れになってきたので、私としても何か自分にできる事で協力したいと思うようになりました。

私はしばらく封印していたタロットと改めて向き合って、生命の個性占星術が、新しい占星術の解釈を生んだように、タロットもできるかもしれない、と思うようになりました。

タロットの従来の解釈には、まさに「死を予言するかのような」終わりを意味する解釈があります。その場合、多くの人は現状から逃げてしまったり、諦める道を選んでしまうと思います。しかし、それは間違えであったと気が付きました。どんなに大変な悩みも、全ては幸せになる為のプロセスでしかないとわかったからです。むしろ、目の前の問題に向き合い、今ここで乗り越えていかないと、連続する世界観では、いつかまた同じような悩みにぶつかるだけだと理解したからです。

私は大好きだったタロットを、明るい未来を創る為のものだと思いたい。私自身が、もう一度タロットを好きだと心から実感する為に、今の私の心の中に浮かんでいるイメージを、言葉にしていきたいと思っています。