小アルカナ☆ワンド1 ACE of WANDS

ワンド

小アルカナ☆ワンド1 ACE of WANDS

基本的な意味

心の中に燃え上がる生命エネルギーが生まれた。
強い想いが、新たな行動を起こす。

逆位置

心の中に灯火がともす。
行動に移るのは、もう少し先。

生命のストーリー

この現実世界は、人間の意思の力で創られています。
心の奥底にある、宇宙生命である「私」の心に、生命エネルギーが燃え盛るように輝いた時、無意識の中にある無数の可能性という名の種が、意識の中で芽が咲くのです。そしてその芽が現実世界に花を咲かせるように、現実世界を具現化させるのです。

ワンドが示す木は、火を生み出す元となるもの。
ワンドは、火のエレメントの象徴です。

そして、ワンドをその手に掴んだエースのカードは、何かの始まりを意味します。
心の中に燃え盛る生命エネルギーから生まれるものは、前向きにやる気が起きている証拠。
感情も思考も超え、心から何かを起こそうと望んでいます。

木に灯した炎が燃えたつような強い思いは、既に現実の行動となって現れているはずでしょう。

読み方のポイントと、私の見解

いよいよ小アルカナの旅が始まります。
小アルカナには4種のスートがありますが、全てのスートのエースは、何かの「始まり」を示します。

この4つのスートは、人間の心の中から、現実世界が創られるまでの流れとイメージしました。
ワンドは、生命の根底にある、生命エネルギーの象徴。宇宙生命そのものと言ってもよいその場所には、全てを生む元となる、種のようなものがあるのでしょう。
カップは、溢れ出るような感情。無意識の中から起き上がってくる、人の心の象徴です。
ソードは、人間の意識の中にある思考の象徴。現実を認識し、感情をコントロールする役目を持ちます。
そしてペンタクルスは、現実世界に生まれる、現実の価値そのもの。

宇宙生命の中にある無限の可能性の中から、未来の種を選びます。
そしてその種から芽が出るように、意識の中に現実への可能性が芽生えます。
感情と思考を見事にコントロールして、未来を強く望んだ結果、現実世界という花が咲くのでしょう。

ワンドを木=棒と思ってしまうのでイメージがズレますが、火を灯す為の「たいまつ」のようなものだとイメージすれば、わかりやすいですね。

心の中に燃え上がる想いって何でしょう?
ワンドの場合、居ても立ってもいられなくなるほど、何かを始めたいという気持ちだとイメージできますね。
例えば仕事なら、「絶対にこれをしたい!」って心が動いているはずです。
ワンドのエースは、恋愛の始まりによく出るカードですが、「好き」という気持ちは理屈抜きに突然湧き上がるものなので、まさにこのカードのイメージですね。

タロットリーディングにおいては、逆位置を、全く反対のように読む場合も多いですが、エースのカードは、そうは読みません。
例えばワンドのエースの場合、心の中に火が灯っていないような状況なら、そもそもこのカード自体が出るわけがないので。
だからワンドエースの逆位置の場合は、小さな火が灯ったような段階をイメージします。

ここでポイントは、心の中で火が燃え上がっているような場合は、即行動にも移っているはずですね。だからワンドエースには「新しい行動を始める」という意味もあります。
しかし、火が灯ったばかりの段階では、まだ行動に移っているような段階ではありません。
なので、行動に移るのは、もう少し先・・・と読むといいと思います。
正位置でも、逆位置でも、少しだけタイミングが違うだけで、新しい何かが始まる事には変わりないですね。

ちなみにイメージ写真は、蓮の葉=ロータスです。生命エネルギーの象徴ですよ。