牡牛座の学び★心地良い環境は私次第
宇宙生命として全てが一体化した状態から、個の人間として 分離 独立する・・・
生まれたばかりの赤ちゃんは、まずは 自分とは何かを学びます。
私は私である、私は他者とは違う存在なんだ、と認識する心を 自我といいます。
そして次の段階では、自分の周りの環境を学びます。
自分の周りには、素晴らしい世界が広がっていることを 体感していくのです。
牡牛座2ハウスには、この現実世界を、五感で楽しんでいくという学びのテーマがあります。
宇宙生命と一体化している時は、心地良かったかもしれません。
しかし、心地良さという点では、この地球という大地に生まれ、五感という感覚を持っている 今こそが、環境から感じる喜びを最大限に堪能できるボーナスステージのようなものではないかと思えます。
もちろん大自然は時には厳しさも感じさせてくれます。
私たちは、変化し続ける周りの環境を、全身で感じているのです。
そして、人が生きる環境は、与えられるものではなく、
私たちの行いで、良くも悪くもなるのだということを、学ばないといけないのかもしれません。
人間が生きる環境は、自然が与えたものばかりではありません。
私たちは家に住み、モノに囲まれて便利さを得て、
更にはモノを交換するルールとして、お金という仕組みを作ってきました。
そして何が一番大切なのか、いわゆる 個々の価値観によって、
幸不幸さえも変わってきます。
こうした個の自分と、周りの環境との関係性を学ぶことこそが、牡牛座の最大のテーマなのではないでしょうか。
地にしっかりと足をつけ、とても現実的な牡牛座さんは、目に見えない世界のこと、スピリチュアル的なことが苦手のように思われがちですが、実際はそんなことはありません。
なぜなら対極の蠍座8ハウスの学びを、過去世で積んできているから。
だから牡牛座さんは、直感的に目に見えないもの、特に他者の心を読む力は、抜群に優れています。
しかし過去世において、他者との心の境界線を踏み越えた体験を持ち、正常な心を失っている傾向があります。
だから今世では、牡牛座として、五感を使って現実世界を楽しみながら、心を癒していくというステージが用意されているのでしょう。
しかし、目の前の現実ばかりを見ていたら、時として間違えも犯します。
お金やモノに執着し過ぎたら、落とし穴にハマることは見えています。
また牡牛座さんは、人生のどこかで、次のような体験をするかもしれません。
周りの環境は、心地良さを与えてくれます。
もし心地良さを感じない状況に陥った時、
今の環境が悪いんだ、周りの人が悪いんだと、
自分以外の外に、居心地の悪さの原因があると思ってしまうでしょう。
しかし本当は、自分が変わらないといけないのです。
自分が変われば、周りの環境も変わっていきます。
自分が輝けば、周りの人も輝きだし、結果として居心地のよい環境に変わっていくはずです。
本当に大切にする価値とは、お金やものなどの物質的なものではなく、
自分自身の心の中にあるということに。
そして牡牛座さんは、気が付く時が来るのだと思います。
本当に大切なものは、一番近くにあり、
既に手にしていることに・・・
私たちは、地球という豊かな大地に生まれ、
共に幸せを感じる生命のパートナーたちと再びめぐり合い、
この人生という学びのステージを、歩み続けています。
本当の幸せを感じられるかどうかは、
すべて 自分の心次第なのですね。