獅子座の学び★自我を輝かせて自己実現

12星座-生命の物語

獅子座の学び★自我を輝かせて自己実現

人は誰でも、生まれてきた以上、この人生で果たすべき使命があります。
人の個性は様々なら、その使命も人によって違うはず。
自分の使命を見つけて、この現実世界で成し遂げることが、究極の自己実現です。

その為には、自我を追求することが大切です。
自我とは、私は私と 自覚する意識。私は他者とは違うことを知る、心の働きです。

自我は大人になれば確立するものではありません。
多くの人が、自分の使命に気が付かず、人生を終えてしまうようです。
自分が何者で、何をする為に生まれてきたかわかっていないということ。

つまり、自我が確立してないことになりますね。

だから自我を確立し、自己実現を果たすということは、
素晴らしいことであり、
それを成し遂げることができたら、とても幸せな人生だといえるのです。

獅子座さんは、一生をかけて自我を追求し、
何かの分野で、ピラミッドの頂点に立つような人が多いでしょう。

しかし獅子座さんは、誰かと競いあって、頂上に昇りつめるというタイプではないかもしれません。他者のことは、そこまで気にしてないはずです。
なぜなら、獅子座さんの学びのステージでは、他者との関係はまだテーマではないからです。

むしろ自分と向き合って、自分の好きなことを追求していたら、気が付いたら山の頂にいたというようなケースが多いでしょう。

その分野は人様々です。趣味の分野かもしれませんし、専門的な仕事の分野かもしれませんこうした分類は、今の時代の社会がしているだけのことであり、生命の世界では、何かに特化するというだけのことだからです。

そして成功のヒントは、本当に好きなことを追求することです。
自分の心に純粋に従いさえすれば、自ずと正解に導かれるはずです。

実は、ここが、獅子座さんの最大の学びなのです。

獅子座さんは、多くの過去世で、対極の水瓶座の人生を体験してきています。
ここでは世間から一歩離れたところで、客観的に人々の人生を観察するような人生を送っていました。
社会が必要とすることには貢献できたかもしれませんが、自分が本当にしたい事、自分らしさを見失ってしまう業を積みました。

そして、インナーチャイルド、無邪気な子供心を見失ってしまったのです。

獅子座のエネルギーが強い人は、幼少期のころ、子供らしくできない体験をするかもしれません。
家庭が良かったかどうかは別問題です。仮に仲のよい家族であっても、長男・長女として、早いうちからしっかりしないといけなかった、などのケースもよくあるでしょう。
本当にしたい事ができなくて、親の好きなことを押し付けられるというパターンも考えられます。

こうして、過去世の傷である、インナーチャイルドを今世でも見失うのです。

インナーチャイルドは、感情の中でも、一番純粋な感情です。
好き、嫌い、これがしたい、これはしたくない、というように、小さな子供の基準になるような心の働きです。

実はこのインナーチャイルドこそが、宇宙生命の受信機のようなもの。
インナーチャイルドが傷ついていたら、宇宙生命からのメッセージが、きちんと受け取れないのです。

だから、獅子座さんは、趣味などの好きなことに没頭するような人が多いのです。
好きを追求することが、無邪気な子供心を取り戻していく学びなのです。

または、子供と深く関わる人も多いでしょう。
ここでいう子供は、自分の子とは限りません。
小さな子供と関わることで、子供から、子供心を思い出させてもらうのです。

こうしたレッスンを続けていくうちに、
自分自身の使命の道も、宇宙生命から教えてもらえるのでしょう。

もちろん、実際に、宇宙の声が聞こえるという類のものではないと思います。
好きなことを追求し、自我を高めていく過程の中で、
自然に、自分の使命の道に進んでいるはずです。

獅子座の守護星は太陽。
実際の太陽には、生物は存在しないと考えられます。
しかし、太陽が輝くことで、地球のあらゆる生命が元気でいられます。

獅子座さんが、自己実現を果たし、太陽のようにまぶしく輝くことで、
周りのみんなもエネルギーをもらい、
私もがんばろう となるのではないでしょうか?

他者の為に生きることは、直接、他者に何かをすることとは限らないのですね。